フクド群落
Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
撮影：松本健太郎
| 分類群 | 植物群落 |
|---|---|
| 植生区分 | 河辺・湿原・塩沼地・砂丘植生等 |
| 相観区分 | 塩沼地植生 |
| RDB2024カテゴリー | カテゴリーⅡ |
| RDB2011カテゴリー | カテゴリーⅠ |
| 環境省カテゴリー | ー |
| 選定理由 | 河川改修や埋立て，遷移進行，地球温暖化に伴う海面上昇などにより消失する危険性がある。優占種のフクドは，RDB2024・環境省RL2020準絶滅危惧に選定されている。 |
|---|---|
| 危機要因 | 河川開発 海岸開発 遷移進行 その他 |
| 分布情報 |
*北九州市門司区，福岡市東区，福岡市西区，*久留米市，*大川市，行橋市，築上町
MAP |
| 群落概要 | 塩沼地の砂泥地や砂礫地に見られ，群落高は0.5～1.2m程度である。フクドが優占し，ハマサジ，ハママツナ，ヨシ，シオクグなどが混生する。優占種であるフクドは二年草（一回繁殖型多年草）であり，時間の経過に伴って本群落はヨシ群落などに遷移する可能性がある。したがって，塩沼地で新たに形成される裸地（新たな砂州の形成など）が減少すると，本群落が形成され得る立地も減少するものと推測される。フクド群集に該当する。 |
| 特記事項 | 環境省特定植物群落；73，84 |
| 生息環境 |
|
