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種の解説

ヨモギホンヤドカリ

学名:Pagurus nigrofascia Komai, 1996

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改訂版RDB2014概説

画像:体色は灰緑色で、右の鉗脚が左より大きく、右鉗脚の外側には棘と長い毛が多いヤドカリ。ヨモギホンヤドカリ。
分類群 甲殻類その他
目名 十脚目
科名 ホンヤドカリ科
RDB2014カテゴリー 準絶滅危惧
選定理由

国内の生息確認は10地点以下。干潟に隣接する転石地の潮間帯や潮下帯に生息する。夏の約半年間を高潮帯の転石下で過ごすため,埋立や護岸整備など,人間活動の影響を受けやすい。生息地は極めて点在的で,海岸線の開発とともに減少しつつある。甲長13 mm。

分布情報

県内では,牧ノ鼻(福岡市東区)のみ。県外では,函館湾(北海道),能登半島(石川県),千葉港,和歌山市,大阪湾,大村湾(長崎県),上天草市(熊本県)など。


MAP
生息環境
  • 海岸
  • 河口・干潟
補足情報
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