福岡県レッドデータブック

文字サイズ
画像:文字サイズ小
画像:文字サイズ中
画像:文字サイズ大
検索

種の解説

ウモレベンケイガニ

学名:Clistocoeloma sinense Shen, 1933

しおりを挿む

Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。

改訂版RDB2014概説

分類群 甲殻類その他
目名 十脚目
科名 ベンケイガニ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2001カテゴリー 準絶滅危惧
選定理由
広い分布域をもつが,記録される地域は限られ,また,どの産地でも個体数が少ない。オカミミガイと同じように,高いレベルの塩性湿地が維持されている地域にのみ分布する。護岸工事により破壊されやすい場所が生息地であるため,各地の個体群が絶滅の危機にある。
危機要因 河川開発 海岸開発 湿地開発 道路工事 水路改修 水質汚濁 産地局限
分布情報
上り松川(築上町),曽根干潟,和白干潟,多々良川,沖端川など

MAP
種の概要
塩性湿地の高所にある転石などの下に埋在する。繁殖期は夏期。塩性湿地内にみられる他のベンケイガニ類とは違って動きは緩慢。甲幅16 mm。
特記事項
分布北限の東京湾では,都市部に近い湾奥部を含め,広範囲での生息が知られているが,どこでも少ない。
生息環境
  • 河口・干潟
補足情報

2001版データを見る

Copyright © Fukuoka Prefecture All right reserved.