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種の解説

ハンレイヒバリ

学名:Modiolus (Modiolusia) hanleyi (Dunker, 1882)

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改訂版RDB2014概説

分類群 貝類
目名 イガイ目
科名 イガイ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
選定理由
県内各地から記録されているが,近年記録があるのは福津市と海の中道のみである。福間海岸では,時に多数の打ち上げがみられる(田中正信,未発表)。佐賀県唐津市浜玉海岸でも生息が確認されており,玄界灘沿岸は本種の貴重な現存産地であるといえる。全国的に生息地はごく少ない。
危機要因 海岸開発 水質汚濁 産地局限
分布情報
小戸,志賀島,津屋崎,神湊,鐘崎,波津(岡本,1956),玄界灘,響灘,周防灘,有明海,津屋崎,蓑島(高橋・岡本,1969),福間町(魚住,1998);福津市福間海岸(2012年),福岡市海の中道(2012年)

MAP
種の概要
殻長45 mm,長卵形で,膨らみが強く,薄質,茶褐色。東京湾~九州,中国大陸沿岸に分布。内湾や開放的な湾の,低潮帯以深の砂底・砂泥底に生息する。別名カラスノマクラ。柳川方言の「からすのまくら」はコケガラスと思われるが,淡水のイシガイ類なども含め「黒くて長い貝」に広く使われたようである。
生息環境
  • 海域
補足情報
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