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種の解説

ミツハシテングスケバ

学名:Tenguella mitsuhashii Matsumura, 1910

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改訂版RDB2014概説

画像:全体が緑で、翅が薄茶色の頭部が前方に突出した昆虫。ミツハシテングスケバ。葉の上に乗っている。
分類群 昆虫類
目名 カメムシ目
科名 テングスケバ科
RDB2014カテゴリー 準絶滅危惧
選定理由

里山の林に挟まれた湿地化した休耕田にミゾソバの繁茂する半日陰の場所に生息し,既知産地は本州の太平洋岸の数地点と九州の数地点のみである。1965年に福岡市産の標本写真が図鑑に掲載されて以降,県内では半世紀近く再発見されていない。生息環境が限定され,湿地化した放棄水田の開発整備により,容易に生息可能環境が減少するため,本種の生息地も減少していると推定される。

分布情報

福岡市。平野部の平坦で開放的な湿地には生息しない。


MAP
生息環境
  • 水田・水路
  • 湿原・池
補足情報
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