福岡県レッドデータブック

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種の解説

スギタニルリシジミ

学名:Celastrina sugitanii (Matsumura, 1919)

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改訂版RDB2014概説

分類群 昆虫類
目名 チョウ目
科名 シジミチョウ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅰ類
選定理由
1963年に矢部村御側で採集されたのが,県内最初の記録である。その後,1998年までは添田町障子ヶ岳の1雄の記録のみで,日本産蝶類県別レッドデータリスト(1993)では「絶滅種」として扱われた。しかし,1998年から記録が増え,稀に多数採集されることもあるが,個体数の少ない産地が多く,消滅した地域もある。生息地は,英彦山山地,釈迦岳山地に限られている。日本産蝶類都道府県別レッドリスト(三訂版)(2009)では「絶滅危惧Ⅱ類」とされている。
危機要因 道路工事 その他 :植林
分布情報
添田町,みやこ町,築上町,豊前市,八女市

MAP
種の概要
キハダ,ミズキ,トチノキを食餌植物とするが,九州では低山地~山地にある暖帯常緑広葉樹林内の渓流沿いのキハダ,ミズキの生育地に生息する。
生息環境
  • 山地森林
補足情報

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