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種の解説

コツバメ

学名:Ahlbergia ferrea (Butler, 1866)

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改訂版RDB2014概説

分類群 昆虫類
目名 チョウ目
科名 シジミチョウ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由
1902年に英彦山で採集された記録が本県の初記録である。その後,県内で広く普通にみられたが,1980年代から公式の記録が急減し,特に福岡市など都市部では激減している。本種のかつての主要な生息地であった低山地の落葉広葉樹の周辺は人為による環境改変を受けやすく,これが本種の衰亡の主因と考えられる。
危機要因 森林伐採 土地造成 遷移進行
分布情報
福岡市(油山,飯盛,今宿,立花山,脊振山),若杉山,高良山,北九州市(山田緑地,小倉,足立山),宝満山,花立山,旧浮羽郡,三池山,旧星野村,旧矢部村,英彦山,旧築城町など

MAP
種の概要
幼虫の食餌植物はツツジ科のアセビ,スイカズラ科(レンプクソウ科)のガマズミ,バラ科など多種におよぶ。ミヤマセセリなどと同様,年1回落葉樹が展葉する前の春にだけ発生するスプリングエフェメラルの種である。
生息環境
  • 低地森林
補足情報

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