シンジュミナモオドリバエ
学名:Hilara margarita Saigusa, 1962Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 昆虫類 |
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目名 | ハエ目 |
科名 | オドリバエ科 |
RDB2014カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類 |
選定理由 | 篠栗町若杉山の中腹の森林で1962年5月12日に群飛中に採集された標本に基づいて新種として記載された。全国的にもこの場所以外では採集されていない。発見後に同地での調査が繰り返し行われているが,再度採集されたことがない。個体数が極めて少数であるか,群飛場所に遭遇しないのか,その後の生息は不明である。Hilara属の日本での調査はかなり進んでいるが,本県に限らず,他の場所でも全く記録がなく,分布が極めて局限されている希少種と推定される。 |
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危機要因 | 遷移進行 |
分布情報 |
篠栗町若杉山
MAP |
種の概要 | Hilara属の種の多くは雄が流水などの水面を滑走的な飛翔を続けながら,水面に浮く小昆虫を捕獲して,群飛場所に運び,雌への求愛餌とする。しかし,本種でもこのような採餌,配偶行動の詳細は不明である。 |
生息環境 |
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