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種の解説

ギンパラミナモオドリバエ

学名:Hilara argentata Saigusa, 1962

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改訂版RDB2014概説

分類群 昆虫類
目名 ハエ目
科名 オドリバエ科
RDB2014カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
選定理由
福岡市東区香椎下原の耕作地水路で1961年3月31日に採集された雄6頭の標本に基づいて新種として記載された。これらのタイプ標本は水路水面を滑走飛翔しながら採餌行動をとっていた。タイプ産地の下原の生息地は現在市街地化,その後同地では採集されていない。ここでの絶滅は未確認であるが,環境の悪化は著しく,今後周辺の適当な生息地での探索を要する。国内および県内では他の場所で発見されていないので,分布は極めて局限されていると判断される。
危機要因 土地造成
分布情報
福岡市東区

MAP
種の概要
水路を伴う疎林的・農耕地的環境で発見されただけで,生息地の詳細な情報は不足。雄は求愛餌の捕獲のためにHilara属一般にみられる水面滑走的飛翔が観察されているが,群飛などの詳細は不明である。
生息環境
  • 水田・水路
  • 低地森林
補足情報
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