チャオビフユエダシャク
学名:Phigaliohybernia fulvinfula Inoue, 1942Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
選定理由 | 現在のところ,県内における生息地は,那珂川町筑紫耶馬渓,九千部山およびその周辺域だけである。九千部山山頂付近の林床部の下草の衰退が顕著になってきているため,個体数が減少してきた。雌の翅は退化して飛翔できないため,その地域で一旦いなくなると集団が回復する可能性がないおそれがある。 |
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危機要因 | 植生変化 その他 :林床部の下草の荒廃 |
分布情報 |
那珂川町(筑紫耶馬渓,九千部山) MAP |
種の概要 | 成虫は,年1回2月下旬から3月中旬の寒冷期に出現する。雌の翅は退化して飛翔できない。幼虫は,コナラ,クヌギ,イロハモミジなどで飼育されており広食性と考えられている。日本固有種。 |
生息環境 |
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