ハイイロチビミノガ
学名:Taleporia trichopterella Saigusa, 1961Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
| 分類群 | 昆虫類 |
|---|---|
| 目名 | チョウ目 |
| 科名 | ミノガ科 |
| RDB2014カテゴリー | 絶滅危惧ⅠB類 |
| 環境省カテゴリー | ー |
| 選定理由 | 1950年代末から60年代初期にかけて粕屋町九州大学農場およびその周囲の墓地から得られた標本に基づいて記載された。その後,福岡市南区,田主丸町などで少数の個体が採集されている。県外では岡山県の山間部や大阪府等でも発見されている。低丈の草地を生息地とする。雌の翅が退化しているために種の分散が幼虫の移動によるので,低丈の草地が破壊されると確実に絶滅する。タイプ産地ではほぼ絶滅したが,周辺でごく少数の発生が2012年までは確認されている。 |
|---|---|
| 危機要因 | 草地開発 土地造成 管理放棄 遷移進行 植生変化 |
| 分布情報 |
福岡市,粕屋町,田主丸町
MAP |
| 種の概要 | 生息地は低丈の草地で,このような環境は荒れた墓地,農道の脇などに限定される。年1化で,3月中旬から4月中旬に羽化する。雌の翅が退化するので,移動力が著しく低く,環境変化に脆弱である。 |
| 生息環境 |
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