コケヒロズミノガ
学名:Eumasia muscella Saigusa et Sugimoto, 2005Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 昆虫類 |
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目名 | チョウ目 |
科名 | ミノガ科 |
RDB2014カテゴリー | 絶滅危惧ⅠB類 |
選定理由 | 篠栗町若杉山,粕屋町,福岡市南区などで1960年代初期までに採集された少数の標本に基づいて記載された。幼虫は石垣などの岩面や切通し道側面に生じる蘚類上で発見された。その後,本州や九州で少数の産地が発見されているが,いずれの場所でも個体数は極めて少なかった。しかし,2000年以降,生息地の改変によってタイプ産地全てで絶滅状態になったと判断される。2013年に福岡市内で少数の個体が発見されたが,詳細は伏せる。この場所でも乾燥化や乱獲などによる絶滅の危惧が著しい。 |
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危機要因 | 土地造成 道路工事 植生変化 |
分布情報 |
福岡市内で現在も生存。
MAP |
種の概要 | 幼虫は石垣など岩上,露出した切通り道側面に生育する蘚類を摂食し,蘚の小片を多数纏った筒状のミノの中で生活する。成虫は年1化で,7月に羽化する。 |
生息環境 |
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