ヒメタマオバエ
学名:Brachystoma fuscipennis Saigusa, 1963Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 昆虫類 |
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目名 | ハエ目 |
科名 | セダカバエ科 |
RDB2014カテゴリー | 絶滅危惧ⅠB類 |
選定理由 | 宮若市犬鳴山南面の沢で1962年5月13日に得られた標本をホロタイプにして記載された。他に大分県九重山九酔渓の標本がある。産地が極めて局限され,県内での広範な調査でも他からは発見されていない。タイプ産地は犬鳴山の(旧)司書橋にそそぐ沢の上流に沿った広葉樹林であるが,この樹林のかなりの部分は本種発見後伐採され,また司書橋を含む犬鳴川にはダムが建設された。このためにタイプ産地の生息地環境はかなり悪化し,その後の調査では採集されず,絶滅の危惧がある。 |
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危機要因 | 森林伐採 河川開発 |
分布情報 |
宮若市(旧若宮町)
MAP |
種の概要 | 低山地ないし山地の良く発達した湿潤な広葉樹林の沢を主要な生息環境とする。森林の林床草本上で生活しているが,幼生期を含めてその詳細は不明である。 |
生息環境 |
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