チワラスボ
学名:Taenioides cirratus (Blyth, 1860)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 魚類 |
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目名 | スズキ目 |
科名 | ハゼ科 |
RDB2014カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類 |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧ⅠB類 |
選定理由 | 複数の生息地が確認されているが,全ての生息地において,生息環境悪化のリスクが大きい。 |
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危機要因 | 海岸開発 ダム建設 その他 :干潟の埋立や護岸整備、浚渫による生息地の消失、ダムや堰などによる土砂供給量の減少に伴う干潟面積の減少や底質の変化、底質の有機汚濁など |
分布情報 |
周防灘,響灘,玄界灘の河口域および前浜干潟,有明海の前浜干潟
MAP |
種の概要 | 体長15 cm。下顎下面に3対のヒゲがあること,頭部に感覚器官列が並ぶ皮褶があることから,近似種のヒゲワラスボと区別できる。比較的規模の大きい河川の河口干潟,閉鎖性の強い湾においては,流入河川の河口干潟,河口に隣接する前浜干潟,陸水の影響を受ける海域浅所に生息する。福岡県では,干潟潮間帯で確認されることが多い。生息地の底質は砂泥から泥である。 |
特記事項 | Kurita & Yoshino (2012)によれば,日本国内のチワラスボには,少なくとも4種が含まれているとされる。福岡県にも複数種が生息している可能性も十分考えられるので,今後の詳細な調査が望まれる。 |
生息環境 |
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