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種の解説

サンコウチョウ

学名:Terpsiphone atrocaudata (Eyton, 1839)

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改訂版RDB2011概説

画像:黒い羽に目と嘴が青く、尾の長い鳥。サンコウチョウ。木の枝にとまっている。
分類群 鳥類
目名 スズメ目
科名 ヒタキ科
RDB2011カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
IUCNカテゴリー NT準絶滅危惧
選定理由

夏鳥として低山の森に飛来する。局地的で個体数も少ない。近年は繁殖場所が限定してきた傾向にある。

危機要因 森林伐採 その他 :(観察圧)
生息状況

夏鳥として渡来する。県内各地に分布するが,局地的で個体数も少ない。

分布情報

北九州市皿倉山・畑貯水池・朽網,みやこ町,直方市福智山,宗像市,福岡市油山,久留米市耳納山地などで繁殖情報がある。春には渡り途中のものが各地で観察される。


MAP
種の概要

雄は非常に長い尾を持つ。全長雄45cm,雌17cm。日本,済州島,台湾,フィリピンで繁殖し,中国南部,東南アジアで越冬する。日本では本州以南に夏鳥として渡来し,平地から低山の沢筋の比較的暗い林に生息する。低木の二又になった枝に巣を作る,1巣卵数は3~5個。林内の空間で飛翔する昆虫をフライングキャッチで捕食する。

特記事項

特になし

生息環境
  • 低地森林
  • 山地森林
補足情報

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