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種の解説

ヒメムツアシガニ

学名:Hexapus anfractus (Rathbun, 1909)

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RDB2001概説

分類群 甲殻類その他
目名 十脚目
科名 ムツアシガニ科 Hexapodidae
RDB2001カテゴリー 情報不足
生息状況・危機の状況・選定理由
博多湾箱崎浜で1930年頃記録があるが,県内では近年確認されていない。海岸の汚染・埋立のため,宿主のトゲイカリナマコ,ツバサゴカイ,チンチロフサゴカイが希少。
分類・形態
歩脚が3対(6本)で,長節の中心部の中央に縦溝が走る。近縁種のムツアシガニは,腹甲の溝が本種ほど大きくない。また,歩脚の長節は先端で肥大する。
分布情報 MAP
分布(県外)
本州(和歌山),四国(高知),九州(佐賀,熊本)
分布(国内)
タイ
生活史・生態・生息地
内湾の潮間帯の泥・砂泥に生息し,トゲイカリナマコの生息孔内,またはツバサゴカイ,チンチロフサゴカイの棲管内に共生する。内湾の河口または淡水の影響を受ける汽水域に多い。
生息環境
  • 河口・干潟
執筆者 (逸見)
補足情報

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