ヤドリカニダマシ
学名:Polyonyx sinensis Stimpson, 1858Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
生息状況・危機の状況・選定理由 | 本種は1945年以来確認されていなかったが,1999年に築上郡椎田町西角田漁港で,2000年に大牟田市三池で,発見された。宿主のムギワラムシの生息地である砂泥質干潟の底質,水質が悪化している。 |
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分類・形態 | 近似種にツバサゴカイの棲管に共生するウチノミヤドリカニダマシがある。 抱卵雌甲長5.5mm,甲幅7.0mm(椎田産)。甲は丸く,黄白色の地に紅色の斑紋がある。額角は前に傾く。第1脚は左右不同,腕節前縁は前に膨らみ,掌節も膨らむ。指節は湾曲する。 |
分布情報 | MAP |
分布(県外) | 四国(愛媛),九州(熊本) |
分布(国内) | 中国 |
生活史・生態・生息地 | 多毛類のムギワラムシの棲管に共生する。 |
生息環境 |
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執筆者 | (逸見・嶺井) |