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種の解説

マミズクラゲ

学名:Craspedacusta sowerbyi Lankester, 1880

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RDB2001概説

分類群 甲殻類その他
目名 ヒドロ虫目
科名 ハナガサクラゲ科 Olindiadidae
RDB2001カテゴリー 準絶滅危惧
生息状況・危機の状況・選定理由

1979年10月飯塚市の池で大発生したとの新聞記事,1999年5~10月大牟田市の久福木のため池で発生したとの情報がある。中国では昔から知られ,桃の花が咲く頃見られたことから「桃花扇」の呼び名がある。日本でも全国で見られたが,最近は激減している。

クラゲ類の大部分は海産で,淡水産は本種だけで,酸性雨による影響を強くうけるおそれがある。

分類・形態

かさの直径は約20mm,多くの縁触手がある。生殖腺は不透明である。

分布情報 MAP
分布(県外)

全国

分布(国内)

全世界の温帯・亜熱帯地方

生活史・生態・生息地

10月頃卵と精子を放出し,受精後プラヌラ・ポリプに変態し,ポリプは春から夏にかけてクラゲ芽を出芽し,離れて幼クラゲに生長し,秋には成体になり成熟する。

生息環境
  • 湿原・池
執筆者 (嶺井)
補足情報
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