シマヘナタリ
学名:Cerithidea (Cerithidea) ornata A. Adams, 1863Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 貝類 |
---|---|
目名 | 吸腔目 |
科名 | ウミニナ科 Potamididae |
RDB2001カテゴリー | 絶滅危惧Ⅰ類 |
生息状況・危機の状況・選定理由 | 朝鮮半島から中国大陸沿岸に分布する種の遺存固有と考えられる生物地理学的に重要な種であり,国内での分布が瀬戸内海,有明海に限られている。過去に記録のある沖端川,塩塚川などでは近年採集されず,絶滅した可能性が高い。矢部川津留橋上流の個体群は規模が小さく,絶滅が危惧される。 |
---|---|
分類・形態 | 殻は細長い円錐形。縦肋は明らかであるが,螺肋は極めて弱い。殻表の彫刻がクロヘナタリに似るが,殻口外唇が反転することで区別される。 |
分布情報 | MAP |
分布(県外) | 有明海。瀬戸内海 |
分布(国内) | 朝鮮半島,中国大陸沿岸 |
生活史・生態・生息地 | 内湾や河口のヨシ群落の泥土上で生活する。 |
生息環境 |
|
執筆者 | (松隈) |