アオヘリホソゴミムシ
学名:Drypta japonica Bates, 1873Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 昆虫類 |
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目名 | コウチュウ目 |
科名 | オサムシ科 Carabidae |
RDB2001カテゴリー | 準絶滅危惧 |
生息状況・危機の状況・選定理由 | 県内では,1938年に高良山で1頭採集されただけで,その後60年以上採集されていない。本種が生息する河川の流域やため池の周辺,休耕田や湿地などの,良好な環境の水辺が,河川改修や護岸工事,開発事業などによって次々と姿を消しており,本種の生息状況も危機的である。ただ,隣接する佐賀県鳥栖市で1994年に採集されており,県内でも筑後地方,特に矢部川や筑後川流域から発見される可能性がある。 |
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分類・形態 | 体長8mm内外。細長く,特徴的な体形。頭,前胸背板,脚は橙色。上翅周縁および会合線は黒緑色に縁取られ,ほかは橙色。上翅条溝は深く,間室には小点刻があり,一面に黄色の軟毛を装う。 |
分布情報 | MAP |
分布(県外) | 本州~九州に分布。九州では熊本の阿蘇地方で普通に見られる。 |
生息環境 |
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執筆者 | (藤本) |