オオアメンボ
学名:Aquarius elongatus (Uhler, 1896)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 昆虫類 |
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目名 | カメムシ目 |
科名 | アメンボ科 Gerridae |
RDB2001カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類 |
生息状況・危機の状況・選定理由 | 以前は県内の山間や山麓の池に広く分布していたが,生息環境の悪化や消滅で激減し,現在では極めて少ない。 |
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分類・形態 | 触角第1節が最長で,前脚腿節はその中央で幅が最大になることで,ほかの属から区別される。日本最大のアメンボで,雄は19~26mm,雌は21~26mm。多くの個体は全体が黒色であるが, 褐色の個体も発見されている。頭頂の基部にV字型の黒斑が存在する。触角は雄では体長の2分の1であるが,雌ではそれよりも短くなる。口吻の先端は長く,前脚基節を越える。 |
分布(県外) | 本州,四国,九州 |
分布(国内) | 台湾,中国 |
生活史・生態・生息地 | 池沼のような止水域だけでなく,流れの緩やかな小川にも生息している。 |
生息環境 |
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執筆者 | (紙谷) |