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種の解説

ジュウサンホシテントウ

学名:Hippodamia tredecimpunctata timberlakei Capra, 1931

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RDB2001概説

分類群 昆虫類
目名 コウチュウ目
科名 テントウムシ科 Coccinellidae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
生息状況・危機の状況・選定理由
県内では,久留米市,行橋市,北九州市若松区有毛,福岡市能古島,同東区多の津からだけ記録されている。河口付近のヨシ群落などで採集されることが多く,河川の改修などによってヨシ群落などが減少するに伴い,本種の生息が危ぶまれる。
分類・形態
触角は黄色。頭は,三角形の前頭部は黄色でその後ろは黒色。前胸背板は黄赤色だが,中央はほぼ四角形に黒色,その外側に1対の黒色小黒点を持つ。上翅は黄赤色で,13個の黒色斑紋を持つ。小盾板は黒色。体下はほとんど黒色。脚は腿節と爪は黒色でほかは黄赤色。この科にしては珍しく細長い体型を持つことや上翅の斑紋の数などで他種から容易に区別できる。
分布情報 MAP
分布(県外)
北海道~九州
分布(国内)
シベリア,朝鮮半島,中国,モンゴル,中央アジア,ヨーロッパ,北アメリカ大陸など
生活史・生態・生息地
成虫は,5月頃から出現する。海岸,河口,湖や池の岸など,ヨシ群落に局地的に発見されている。モモコフキアブラムシやイネマダラヨコバイを捕食することが知られている。灯火にも集まる。
生息環境
  • 湿原・池
  • 河川
  • 草原
執筆者 (城戸)
補足情報
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