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種の解説

ウスベニキリガ

学名:Orthosia cedermarki (Bryk, 1949)

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RDB2001概説

分類群 昆虫類
目名 チョウ目
科名 ヤガ科 Thyatiridae
RDB2001カテゴリー 準絶滅危惧
生息状況・危機の状況・選定理由
全国的に見ても個体数の少ない種であり,県内ではこれまで若杉山,福岡市での3カ所しか記録がない。
分類・形態
前翅長15~17mm。前翅の地色は赤みを帯びた茶褐色。外横線,亜外縁線,外縁線はいずれも単純,明瞭な淡黄色。後翅は光沢を帯びた白色。翅脈は薄い茶褐色で,外縁部が茶褐色がかる。このような配色の日本産Orthosia属はほかになく識別は容易。
分布情報 MAP
分布(県外)
北海道,本州,四国,九州(大分)
分布(国内)
沿海州,朝鮮半島,中国
生活史・生態・生息地
Orthosia属は早春に成虫が発生する。本種は本州では4月下旬ごろに採集されている。年1化で野外における食餌植物は不明。いわゆる「里山」のガと考えられる。
生息環境
  • 低地森林
執筆者 (上田・佐々木)
補足情報

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