ミイロコヤガ
学名:Shiraia tripartita (Leech, 1900)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 昆虫類 |
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目名 | チョウ目 |
科名 | ヤガ科 Thyatiridae |
RDB2001カテゴリー | 準絶滅危惧 |
生息状況・危機の状況・選定理由 | 大変記録の少ない種で福岡県での記録は2例だけである。低山地の里山的な環境に生息する種と推測されるが,このような環境が減少しつつある。 |
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分類・形態 | 前翅長12mm。前翅表面の地色は茶褐色,中央域は広く白色,中室下方でくびれる。前縁と後縁部に黒褐色の斑点が存在する。後翅は黒褐色。外縁線は暗色の半月状紋が連続。縁毛の基部には白線がある。非常に明瞭な斑紋で,日本産のコヤガ亜科には類似種がいない。 |
分布情報 | MAP |
分布(県外) | 本州(新潟,奈良),九州(対馬) |
分布(国内) | 中国四川省 |
生活史・生態・生息地 | 幼虫や詳しい生態は不明。本種成虫の記録は日本国内でも非常に少ないので推測の域を出ないが,低山地の里山的環境に生息しているのではないかと思われる。対馬での記録は,上対馬の標高約300 ,周囲はクヌギ・コナラ主体の所(1999年8月14日午前1時頃飛来)。 |
生息環境 |
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執筆者 | (上田・佐々木) |