種の解説｜福岡県レッドデータブック

ウズラ

学名：Coturnix japonica Temminck & Schlegel, 1849

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生息状況・危機の状況・選定理由	県内では冬鳥として渡来するが生息状況は不明な点が多く，渡来数は少ないと考えられる。狩猟鳥であることの個体群への影響は不明である。
分類・形態	全長20cm。頭部と頸は白く，体は灰黒色。頭頂は赤い皮膚が露出しており，額は黒い。嘴は黄色で，足は黒色。「クルル」と大きく響く声で鳴く。
分布情報	MAP
分布（県外）	本州以北で繁殖し，九州では冬鳥または旅鳥である。北の地方で繁殖するものは冬季南へ移動する。
分布（国内）	シベリア東南部，中国東北部，朝鮮半島で繁殖し，中国南部で越冬する。
生活史・生態・生息地	農耕地，原野，荒地，河川敷などの丈の低い草地に渡来する。植物の種子などを食べる。草地の中に潜んでおり，観察は困難である。休耕田で見られることが多い。
法令などの指定状況	鳥獣保護法（狩猟鳥獣）
生息環境
執筆者	（岡部）