キビタキ
学名:Ficedula narcissina narcissina (Temminck, 1835)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 鳥類 |
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目名 | スズメ目 |
科名 | ヒタキ科 Muscicapidae |
RDB2001カテゴリー | 準絶滅危惧 |
生息状況・危機の状況・選定理由 | 県内では一般的な夏鳥として主に丘陵地や山地の広葉樹林で見ることができる。山地では特に減少傾向は見られないが,丘陵地では宅地や埋立処分場造成などによる樹林地の伐採のため,生息地そのものが減少している。また渡りの時期に見られる個体数は,ここ10年でみると著しく減少しており,全国規模での個体数の減少が見られる。越冬地である東南アジアでの森林伐採などの環境悪化が大きく影響しているといわれている。 |
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分類・形態 | 全長13.5cm。雄は上面が黒,眉斑・下面・腰は黄色。翼に白の斑点がある。雌は上面・脇はオリーブ褐色,脇から腹にかけて淡い色になり腹部は白に近い。 |
分布情報 | MAP |
分布(県外) | 島嶼(国後島も含む)を含むほぼ日本全国で繁殖する。 |
分布(国内) | サハリン,冬季はベトナム,フィリピン,マレーシア |
生活史・生態・生息地 | 福岡県には4月頃渡来する。観察記録は4~6月に集中するが,これは繁殖期によく通る声でさえずり,容易に確認できるためである。丘陵地から山地にかけて生息するが,標高の高い所では少ない。主に昆虫類を食べる。10月頃渡去するが遅い年には11月の記録もある。 |
生息環境 |
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執筆者 | (皆合) |