タマシギ
学名:Rostratula benghalensis benghalensis (Linnaeus, 1758)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 鳥類 |
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目名 | チドリ目 |
科名 | タマシギ科 Rostratulidae |
RDB2001カテゴリー | 準絶滅危惧 |
生息状況・危機の状況・選定理由 | 県内では留鳥として生息する。主に水田やハス田などの湿地環境に生息するが,農地の減少や水路のコンクリート化などにより生息環境は失われつつあり,個体数が減少している。 |
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分類・形態 | 全長23.5cm。雌のほうが雄よりも美しい。雄雌とも眼の周囲の白と,胸と翼の間の白線とそれに続く背の外側の黄色い線が目立つ。雌は喉から胸にかけて赤褐色,雄は灰褐色。翼には複雑な模様がある。 |
分布情報 | MAP |
分布(県外) | 福島以西の本州,四国,九州に分布 |
分布(国内) | 中国南部,東南アジア,インド,アフリカ,オーストラリアに分布 |
生活史・生態・生息地 | 水田地帯やハス田に生息する。5月頃から繁殖期に入り,雌が雄に対して求愛を行う。雌は夜間「コォーコォー」と鳴き雄を呼ぶ。休耕田や畦などに皿形の巣を作る。巣作りや抱卵,ヒナの世話は雄が行う。一妻多夫で,雌は1巣分の卵を産み終わると更に別の雄を選ぶ。昆虫類や植物の種子などを食べる。 |
生息環境 |
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執筆者 | (岡部) |