ハイタカ
学名:Accipiter nisus nisosimilis (Tickell, 1833)Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 鳥類 |
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目名 | タカ目 |
科名 | タカ科 Accipitridae |
RDB2001カテゴリー | 準絶滅危惧 |
環境省カテゴリー | 準絶滅危惧 |
生息状況・危機の状況・選定理由 | 県内では9月~4月にかけて冬季の記録が多い。また秋と春の渡りの時期に特によく見られる。県内は重要な越冬地として,これからの保全が大切であると思われる。 |
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分類・形態 | 全長雄約30~雌約40cm。翼開張雄約60.5~雌約79cm。雄成鳥は上面が暗青灰色で胸から腹にかけてオレンジ色の横縞がある。雌成鳥は上面が雄成鳥より褐色を帯び,胸から腹にかけて黒灰色の横縞がある。飛んでいるとき,翼はやや幅広く,尾は長く見える。 |
分布情報 | MAP |
分布(県外) | 北海道と本州で繁殖しているが,四国,九州でも繁殖の可能性がある。冬季は北海道から九州で見られる。 |
分布(国内) | ユーラシア大陸に広く分布し,北のものは冬季に南下する。 |
生活史・生態・生息地 | 移動するときは,羽ばたきと滑翔を繰り返して直線的に飛ぶ。高い木の上や枝先にとまり,獲物を見つけると飛び立って足の爪で小鳥類や小形獣類を捕獲する。国内の繁殖地では,留鳥であるものも多いが,冬季に餌の少なくなる地域のものは平地や農耕地へ移動したり,より南下しているものと思われる。 |
生息環境 |
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執筆者 | (小副川) |