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種の解説

ニラバラン

学名:Microtis unifolia (Forst.) Reichb. fil.

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 ラン科 Orchidaceae
RDB2001カテゴリー 情報不足
分類・形態
海岸に近い日当たりのよい草地にはえる。茎は高さ10~40cm,前年に生じた球形に肥厚する根から出る。葉は1葉あり,ネギ属のもののようで,長さ15~25cm,径2~2.5mm,ラン科と思われないような形態をしている。4~5月,淡緑色花を20~30個,やや密につける。苞は卵状披針形,長さ2~4mm。背萼片は広卵形,長さ約2mm。側萼片は狭長楕円形,長さは背萼片より短い。側花弁は狭長楕円形,背萼片より短い。唇弁は長い舌状,やや肉質で,背萼片と同長,基部の両側の縁に突起がある。蕊柱は高さ1mm。葯は広卵形で2室,楕円形の花粉塊が各1個ずつ入る。
分布(県外)
本州(千葉県以南)~琉球
分布(国内)
中国(南部,台湾),フィリピン,マレーシア,オーストラリア
執筆者 里見信生
補足情報

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