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種の解説

スズムシソウ

学名:Liparis makinoana Schltr.

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 ラン科 Orchidaceae
RDB2001カテゴリー 情報不足
分類・形態
山地の樹林下にはえる。セイタカスズムシソウとよく似ていて,花のない株ではみきわめにくいが,2次脈が網状に浮くというような点は区別の目やすとなる。しかし,開花すれば区別はそんなに困難ではない。花茎は高さ10~20cmで,直立する。4~6月,淡暗紫色で径3cmばかりの花を10個内外,まばらにつける。苞は卵状3角形,鋭頭,長さ1~2mm。萼片は広線形,鋭頭,長さ1~1.5cm。側花弁は糸状で,萼片と同長,下垂する。唇弁は倒卵形,円頭で微凸端。蕊柱は長さ6mm。花粉塊は卵形,黄色。
分布(県外)
北海道~九州
分布(国内)
朝鮮
執筆者 里見信生
補足情報
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