福岡県レッドデータブック

文字サイズ
画像:文字サイズ小
画像:文字サイズ中
画像:文字サイズ大
検索

種の解説

イヌイ

学名:Juncus yokoscensis (Franch. et Savat.) Satake

しおりを挿む

Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。

RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 イグサ科 Juncaceae
RDB2001カテゴリー 情報不足
分類・形態

海岸の砂地や平地にはえる。根茎は太く径2~4mm,広卵形の鱗片がある。茎は高さ20~40cm,円筒状であるが圧扁し,しかも数回ねじれるのがふつうである。葉は茎の下部に鱗片状になり,基部のものは黒褐色を呈する。花は5~7月。花序は10~30花からなり,最下苞はときに花序より長い。花被片は長楕円状披針形で先が鋭くとがり,背部は緑褐色であるがその側部は黒褐色で光沢があり,内片はやや短い。雄蕊は6個で,花被片の約 。葯は長楕円形で長さ1.5mm内外,花糸はごく短い。蒴果は長卵形で先がとがり,黒褐色で光沢があり長さ4~5mm,花被片よりやや長い。種子は広楕円形で鉄さび色,長さ0.8mm内外。

分布(県外)

本州,北海道

分布(国内)

千島,樺太

執筆者 佐竹義輔
補足情報

2011版データを見る

Copyright © Fukuoka Prefecture All right reserved.