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種の解説

ヤナギタンポポ

学名:Hieracium umbellatum L.

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 キク科 Compositae
RDB2001カテゴリー 情報不足
分類・形態
多年草で,茎の高さ30~120cm,上部は短い毛と星状毛が密生する。根出葉や下部の葉は開花時には枯れる。茎葉は多数で互生し,長楕円状披針形,披針形または線形,先はとがり基部は円いかくさび形で,無柄か,または短い柄がある。縁にはまばらに鋸歯があるか,または全縁。花は8~9月。頭花は径2.5~3.5cmで,数多く,3~80個が散房状または円錐状につく。花柄は2~5cm,苞は線形で長さ2~3mm。総苞は長さ9~11cm,総苞片は3~4列,外側のものほど短く,披針形で鈍頭,ときに開出し反り返る。そう果は円柱形で,長さ2.5~3mm,黒褐色,10肋がある。冠毛は長さ7mm。山間の湿地にはえる。
分布(県外)
北海道,本州,四国
分布(国内)
南千島,北半球に広く分布。
執筆者 北村四郎
補足情報
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