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種の解説

リュウキュウコザクラ

学名:Androsace umbellata (Lour.) Merrill

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 サクラソウ科 Primulaceae
RDB2001カテゴリー 情報不足
分類・形態
海近くの乾いた草地にはえる1年生または越年生の小さな草。根ぎわに多数の葉を群生する。葉は薄く,両面ともに軟毛がまばらにはえ,葉柄は長さ2~18mm,葉身は長さ幅とも3~15mm。4~5月,葉腋から長さ4~10cmの細い花茎を1~13本伸ばし,1本の花茎に3~8個の花がつき,散形花序となる。苞は卵形または広披針形で,先がとがる。花茎,苞,花柄,萼にはやわらかい開出毛がまばらにはえる。萼は杯形で基部まで深く5裂し,裂片は楕円形で先がとがり,花時に長さ3~4mm,果時には5~6mmとなって星形に広く開く。花冠は白色,高杯形で径4~5mm,筒部は短く,萼の外には出ない。蒴果は球形で,径4mm,5裂し,果皮は緑白色。
分布(県外)
本州(中国地方)~琉球
分布(国内)
朝鮮,中国(中南部,台湾)から東南アジアに広く分布。
執筆者 山崎敬
補足情報

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