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種の解説

アオカズラ

学名:Sabia japonica Maxim.

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 アワブキ科 Sabiaceae
RDB2001カテゴリー 情報不足
分類・形態
落葉性の藤本。枝は緑色で若枝には褐色の短毛がある。前年枝には葉柄の基部が木化して残る。葉は枝にややまばらにつき,葉柄は長さ7~14mm。葉身は卵状長楕円形,先は鋭形で鈍頭に終わり,基部は鋭形,長さ4~9cm,幅2~4cm,全縁で,表面は深緑色でやや光沢があり,裏面は淡緑色でときにわずかに白色をおび,中脈上には粗毛を散生する。花期は3~4月。開葉に先だって,1~3個の花が束生した花序を葉腋にだす。花は鐘状,黄色,径6~8mmで,長さ5~7mmの有毛の柄がある。萼片は基部に合着して筒状となり,裂片は半円形または広卵形でごく小さく,長さは0.3mm以下である。花弁は5個で,直立し,花弁よりやや短い。子房は1個。花柱は長さ約3mm,基部はしだいに太くなる。果実はやや扁平なゆがんだ球形で,長さ6mmほど,青く熟し,ときに2室とも熟することもある。
分布(県外)
四国,九州にまれに産する。
分布(国内)
中国
執筆者 大場秀章
補足情報

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