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種の解説

ツクシアキツルイチゴ

学名:Rubus hatsushimae Koidz.

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 バラ科 Rosaceae
RDB2001カテゴリー 情報不足
分類・形態
つる性の常緑低木。茎は匍匐し,短い刺毛と腺毛を密生し,刺はない。葉は卵形,鋭頭,長さ5~7cm,基部は心形,波状に浅く3~7羽裂し,縁には凸頭の鋭鋸歯がある。表面には伏毛があり,裏面は白色の密毛におおわれ,脈上には開出する帯黄色の密毛があり,主脈上にはさらに腺毛と小刺毛がある。葉柄は長さ1.5~3.5cm。托葉は線形で羽裂する。花のつく枝(花枝)は長さ11cmほどで,葉柄,花柄,萼とともに短い刺毛と腺毛と軟毛を密生する。花は8月,枝の先に数個つき,小花柄は長さ約1cm。萼筒は杯形,長さ約3mm,裂片は長さ7~9mm,長楕円状披針形,先は細くとがり,先端はときに3裂する。花弁は白く,へら状倒卵形,長さ約5mm。
分布(県外)
長崎県島原半島眉山に稀産する。
執筆者 籾山泰一
補足情報

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