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種の解説

コガネシダ

学名:Woodsia macrochlaena Mett. ex Kuhn

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 イワデンダ科 Woodsiaceae
RDB2001カテゴリー 情報不足
分類・形態
夏緑性。根茎は短く,斜上または直立,葉を叢性し,鱗片を密生する。葉柄は長さ3~10cm,褐色~赤褐色,光沢があり,頂端に斜めに関節があり,毛や鱗片はごくわずかで,基部には鱗片を密生する。根茎と葉柄基部の鱗片は線状披針形,鋭尖頭,まばらに縁毛があり,赤褐色で,膜質。葉身は長楕円状披針形,葉柄より長く,長さ5~15cm,幅2~5cm,単羽状複葉。中軸に毛はあるが,鱗片はない。羽片は卵形~卵状長楕円形,中裂から深裂し,無柄か,基部が中軸に流れる。裂片は長楕円形で円頭,鈍鋸歯縁かほぼ全縁,表裏とも白い毛はあるが鱗片はない。葉質は草質。胞子嚢群は裂片の辺縁近くにつき,包膜はコップ状で胞子嚢群を包み,不規則に裂けて長い縁毛がある。染色体数はn=41の2倍体。
分布(県外)
本州,四国,九州
分布(国内)
朝鮮,中国北部,ソビエト東部
執筆者 岩槻邦男
補足情報

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