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種の解説

マンネンスギ

学名:Lycopodium obscurum L.

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 ヒカゲノカズラ科 Lycopodiaceae
RDB2001カテゴリー 情報不足
分類・形態
山地の林下や陽地に生じ,ごくまれに岩上に生えることもある,地上生の小型常緑草本で,茎の主軸は地中を長く匍匐し,帯赤褐色,径2~2.5mm,まばらに分岐する。側枝は直立茎となって地上に伸び,下部は分岐せず,上半部で相接して分岐して樹木状となり,高さ10~30cm,枝は斜上または直立し,葉は密につけ,末端の小枝は葉を含めて径4~7mm。葉は線形で鋭頭,全縁,緑色でややかたく,直立茎の基部では圧着するが,枝では開出し,上半が内曲することが多い。胞子嚢穂ははっきりした形となり,1本の側枝に数個つき,小枝端に1個頂生し,無柄,長さ1~6(~7.5)cm,径約5mm,円柱形。胞子葉は卵状心形,先端は鋭尖頭,辺縁は膜がある。染色体数はn=34。
分布(県外)
琉球を除く日本各地の温帯的な場所
分布(国内)
東南アジアから北アメリカにかけて分布。
執筆者 岩槻邦男
補足情報

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