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種の解説

ニシノヤマタイミンガサ

学名:Cacalia yatabei Matsum. et Koidz. var. occidentalis F.Maek. ex Kitam.

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 キク科 Compositae
RDB2001カテゴリー 準絶滅危惧
生息状況・危機の状況・選定理由
英彦山地,脊振山地,釈迦岳山地の深山の林下の開けた場所にまれな植物。
分類・形態
葉の非常に大きな多年草。本州(宮城県以南~中部地方)および四国地方にあるヤマタイミンガサの変種。長い地下茎の先から新しい芽が出る。葉は普通3枚,30cmあまりの葉柄につき,径30~40cmでほぼ円形。掌状に深い切れ込みがある。葉は薄く,表面は緑色,無毛であるが,裏面は淡緑色で葉脈に沿って毛がある。茎につく葉は段階的に小さくなる。8月上旬,高さ50~100cmの茎を伸ばし,分枝して円錐花序となり,小さな頭花を多数つける。総苞は長さ6~10mm。花序は葉の位置よりかなり高い所に形成される。
分布情報 MAP
分布(県外)
本州(岐阜以西)~九州
生息環境
  • 山地森林
執筆者 (熊谷)
補足情報

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