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種の解説

イワシデ(コシデ)

学名:Carpinus turczaninovii Hance

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 カバノキ科 Betulaceae
RDB2001カテゴリー 準絶滅危惧
生息状況・危機の状況・選定理由

平尾台,香春岳,方城町広谷などの石灰岩地の岩上に限って見られる。落葉低木~亜高木で,石灰岩地特有のイワシデ林を形成する。

分類・形態

幹は大きなもので高さ8に達する。環境のよい所では単生もするが,岩上では多くが叢生している。幹は非常に堅く,樹皮は灰色で浅く縦に割れが入る。葉は互生し卵形~長楕円形,長さ2.5~5cm。細い重鋸歯があり,10~13対の側脈が明瞭。花は新葉の展開に先立って,3月下旬につき,花穂は紐状で少し下垂し赤い。果穂は緑色で目立たない。

分布情報 MAP
分布(県外)

本州(中国地方)~九州

分布(国内)

朝鮮半島,中国

生息環境
  • 山地森林
執筆者 (熊谷)
補足情報
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