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種の解説

ハマセンダン

学名:Euodia meliifolia (Hance) Benth.

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 ミカン科 Rutaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
生息状況・危機の状況・選定理由

沿海地に生育する落葉高木。企救半島では二次林内や林縁の道路端などに比較的普通に見られ,生育状況から考えて陽樹である。県内における過去の記録がほとんどないこと,分布域が限定されていることから選定されたが,現在分布域を広げつつある植物の可能性がある。県内では沖ノ島にも自生記録があるが,現状不明である。

分類・形態

樹高は15に達する。葉は対生し,奇数羽状複葉で長さ20~30cm。葉の裏面は緑白色を帯びる。花は7~8月で雌雄異株。果実は径7~9mmで深く4~5裂する。種子は卵円形で径約3mm,黒色で光沢がある。紅葉は橙色を帯びた赤色となる。

分布情報 MAP
分布(県外)

本州(三重,和歌山,山口)~沖縄

分布(国内)

台湾,中国南部

生息環境
  • 海岸
執筆者 (須田)
補足情報
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