福岡県レッドデータブック

文字サイズ
画像:文字サイズ小
画像:文字サイズ中
画像:文字サイズ大
検索

種の解説

タコノアシ

学名:Penthorum chinense Pursh

しおりを挿む

Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。

RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 ユキノシタ科 Saxifragaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
生息状況・危機の状況・選定理由

県境の筑後川と山国川,山間部のため池,放棄水田,畦など,水位変動の撹乱や潮位の干渉を受ける氾濫原に生育する。筑後川では土手の斜面の満潮時1~3冠水する位置に幅1~4の純群落が形成されている。ため池での個体数はまばらで少ない。河川敷の開発,護岸工事,ため池の荒廃,放棄水田の遷移により減少。

分類・形態

多年草。茎は円柱形。葉は互生,無毛,縁に細鋸歯がある。茎上部はタコの足状の枝になり黄白色の花が咲く。秋には全体が赤褐色になる。

分布情報 MAP
分布(県外)

本州~九州

分布(国内)

東アジア

生息環境
  • 湿原・池
  • 河川
執筆者 (大野)
補足情報

2011版データを見る

Copyright © Fukuoka Prefecture All right reserved.