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種の解説

サザンカ

学名:Camellia sasanqua Thunb.

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 ツバキ科 Theaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類
生息状況・危機の状況・選定理由

照葉樹林内に生える常緑小高木。県内では低山地の林内にまれに見られ,耳納山地の長岩山(久留米市),戸田山(宗像市,岡垣町)などに自生する。長岩山の自生地(標高480~520)では樹高2~5の個体が数千本,高密度で生育している。本種以外の木本の多くは伐採されており,純群落状態となっている。その他の自生地では,森林の遷移により個体数が減少傾向にある場所が多い。

分類・形態

葉は互生し,葉柄は長さ2~5mm,葉身は革質,長楕円形で長さ3.5~6cm。10~12月,白色で径5~8cmの花を枝端に1個ずつつける。花弁は普通5枚。

分布情報 MAP
分布(県外)

本州(山口)~沖縄

法令などの指定状況

玄海国定公園指定植物;福岡県天然記念物(長岩山のサザンカ自生地)

生息環境
  • 低地森林
  • 山地森林
執筆者 (須田)
補足情報

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