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種の解説

ヒメカンガレイ

学名:Scirpus mucronatus L.

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 カヤツリグサ科 Cyperaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
生息状況・危機の状況・選定理由

湿地,林道沿いの湿地などの7カ所に現存するが,個体数は少ない。ため池の改修や除草によって消滅した産地があり,今後も同じ原因によって減少する可能性が大である。近似のカンガレイよりは脆弱な環境に自生していて,地形の変更によって消滅しやすい。

分類・形態

カンガレイに類似するが,全体に小形で,根茎が短くはう。刺針状花被片は6本で,果実とほぼ同じ長さである。葯の長さは1

分布情報 MAP
分布(県外)

本州~九州

分布(国内)

中国,中央アジア,ヨーロッパ

生息環境
  • 湿原・池
執筆者 (筒井)
補足情報

カンガレイによく似ているが,全体やや小型で,茎は高さ40~70cm,小穂は卵形で長さ約6~10mm,幅4~5mm,すこし角ばっている。葯は長さ0.7mm位。果は長さ2mm位,明らかな横じわがある。刺針はやや果より短い。

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