ハマオモト
学名:Crinum asiaticum L. var. japonicum BakerMyしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 維管束植物 |
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科名 | ヒガンバナ科 Amaryllidaceae |
RDB2001カテゴリー | 絶滅危惧ⅠB類 |
生息状況・危機の状況・選定理由 | 砂浜や礫浜に生える常緑の多年草。県内では玄界灘および響灘沿岸に点在している。島嶼ではまとまった面積で群生している自生地もあるが,本土側では海岸域の開発や園芸用の採取などで消滅した場所もある。また,最近ハマオモトヨトウの食害が各地で見られる。自生地自体の改変はなくとも,護岸工事や埋立により内陸側に閉じこめられた例もあるが,その場合,陸生植物の侵入などにより消滅する可能性がある。 |
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分類・形態 | 葉は長さ30~70cm,やや多肉で光沢がある。花は白色で7~8月に開く。種子は径2~2.5cmで,海水によく浮き,海流によって散布される。 |
分布情報 | MAP |
分布(県外) | 本州(房総半島以西)~沖縄 |
分布(国内) | 種としては中国大陸,マレーシア,インド |
法令などの指定状況 | 玄海国定公園指定植物;地域象徴植物(芦屋町,志摩町);福岡県天然記念物(芦屋町夏井浜の浜木綿自生地) |
生息環境 |
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執筆者 | (須田) |