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種の解説

イガホオズキ

学名:Physaliastrum japonicum (Franch. et Savat.) Honda

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 ナス科 Solanaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
生息状況・危機の状況・選定理由

標高250~430付近の照葉樹林帯の林縁部,樹下,スギ造林地などに生育する多年草。群生することなく,個体数はごく少ない。石灰岩地を好む傾向があり,石灰岩の採掘により減少する可能性が大きい。

分類・形態

高さ40~60cm。茎はまばらに分枝して広がり緑色で軟弱。葉は柔かく長楕円形,両面ともまばらに軟毛がある。6~8月,葉腋に細い花柄のある花を下垂する。花冠は黄白色。液果は球形で径1。成熟して白色になる。萼の先は果期には開いており,下部では果実がのぞいて見える。

分布情報 MAP
分布(県外)

北海道~九州

分布(国内)

朝鮮半島,中国北部・東北部

生息環境
  • 山地森林
執筆者 (熊谷)
補足情報

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