イヌセンブリ
学名：Swertia diluta (Turcz.) Benth. et Hook. var. tosaensis (Makino) Hara
Myしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
| 分類群 | 維管束植物 |
|---|---|
| 科名 | リンドウ科 Gentianaceae |
| RDB2001カテゴリー | 絶滅危惧ⅠＢ類 |
| 環境省カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類 |
| 生息状況・危機の状況・選定理由 | 山地，山麓，平野部などの湿地，ため池，土手などにまれな一年草。池の改修工事，生育地周辺の開発工事，湿地の乾燥化などによって減少する一方である。 |
|---|---|
| 分類・形態 | 茎は高さ3～40cm。大きな株では基部から分枝する。茎葉は下部で長楕円形，先はとがらず長さ1.5～4cm，上方の葉は狭楕円形で先は少しとがる。花期は10月，茎の頂および枝先に集散花序につき，白色で淡紫色の条のある花を開く。花冠は5裂し，花の径は15mm，裂片の基部の蜜腺溝のまわりには長毛がある。全草に苦味がない。 |
| 分布情報 | MAP |
| 分布（県外） | 本州（岩手以南，中国地方では岡山，広島，山口），四国（徳島，香川，高知），九州 |
| 分布（国内） | 朝鮮半島，中国 |
| 法令などの指定状況 | 耶馬日田英彦山国定公園，北九州国定公園指定植物 |
| 生息環境 |
|
| 執筆者 | （熊谷） |
