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種の解説

フウリンウメモドキ

学名:Ilex geniculata Maxim.

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 モチノキ科 Aquifoliaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
生息状況・危機の状況・選定理由

英彦山地や釈迦岳山地などのブナやシオジなどの林下に生育しているが,個体数は非常に少ない

分類・形態

高さ2~3の落葉低木で雌雄異株。若い枝には稜がある。葉は卵状楕円形で先は細くのびてとがり,基部は円形。大きさはさまざまで,大きいものは長さ10cmに達し,縁には細かい鋸歯がある。葉や若い茎には短毛が散生し,葉の裏では葉脈上に特に多い。花期は6月中旬で,葉腋から長さ8~15mmの花序軸を伸ばし,その先に雄株では3~5個,雌株では普通1個の花をつける。果実は10月中旬,赤く熟して,長さ2~4cmの細い柄に下垂する。

分布情報 MAP
分布(県外)

本州(東北地方南部の太平洋側から中国地方)~九州

生息環境
  • 山地森林
執筆者 (熊谷)
補足情報

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