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種の解説

ツルソバ

学名:Persicaria chinensis (L.) Nakai

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 タデ科 Polygonaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠB類
生息状況・危機の状況・選定理由
暖地の海岸に生える多年草。県内では玄界灘の海岸付近にまれに見られる。姫島では海岸護岸工の内側に点々と生育しており,響灘の自生地では海岸近くの林縁に生育している。白島にも自生記録があるが,現状不明である。
分類・形態
茎は長く伸び,分枝が多く,無毛。葉は互生し,卵形で先は鋭尖形,基部は切形で,長さ5~10cm,幅3~6cm。5~11月,枝の先に密な総状花序をつける。花冠はなく,萼は白色または淡紅色。
分布情報 MAP
分布(県外)
本州(伊豆諸島,紀伊半島,山口県彦島),四国,九州,沖縄
分布(国内)
済州島,中国大陸,マレーシア,ヒマラヤ,インド
生息環境
  • 海岸
執筆者 (須田)
補足情報
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