ウチョウラン
学名:Orchis graminifolia (Reichb. fil.) Tang et WangMyしおりとは、あとでもう一度閲覧したい種の解説ページを保存し、いつでも見直すことができる機能です。このボタンを押すことで本解説ページをMyしおりページにブックマークし、Myしおりページへ移動します。
分類群 | 維管束植物 |
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科名 | ラン科 Orchidaceae |
RDB2001カテゴリー | 絶滅危惧ⅠA類 |
環境省カテゴリー | 絶滅危惧Ⅱ類 |
生息状況・危機の状況・選定理由 | 英彦山地の危険な岩場に生える小形のランで,かつては多く生育していたと言われているが,ランブームにより採りつくされた状態にある。その上,1991年の台風で岩場の表土が剥がれ落ちたために追いうちをかけることになった。ブナに着生することもある。 |
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分類・形態 | 楕円形の塊根がある。茎は斜上して高さ5~15cm。8月,明るい紅紫色の花を数個,一方向に傾いてつける。花の径は約1cm。背萼片は卵円形,側花弁は斜卵形,唇弁は大きく3裂する。唇弁の基部は白色で,普通紫色の斑点がある。唇弁の形や模様などに変化がある。 |
分布情報 | MAP |
分布(県外) | 本州(青森以南,岡山),四国(徳島,愛媛,高知),九州(熊本,大分,宮崎) |
分布(国内) | 朝鮮半島 |
法令などの指定状況 | 耶馬日田英彦山国定公園指定植物 |
生息環境 |
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執筆者 | (熊谷) |