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種の解説

ウスギムヨウラン

学名:Lecanorchis kiusiana Tuyama

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RDB2001概説

分類群 維管束植物
科名 ラン科 Orchidaceae
RDB2001カテゴリー 絶滅危惧ⅠA類
環境省カテゴリー 準絶滅危惧
生息状況・危機の状況・選定理由

犀川町に唯一の標本産地があるが,その後は現存の再確認はされていず,現状は不明である。生育環境は丘陵地で採集されたこと以外は不明である。

分類・形態

常緑広葉樹林下に生える無葉緑腐生植物。茎は直立し高さ10~25。5~7月,茎頂に数個の花をまばらに総状につける。花は淡黄色。

分布情報 MAP
分布(県外)

九州(佐賀,熊本,宮崎,鹿児島)

生息環境
  • 低地森林
執筆者 (筒井)
補足情報

常緑広葉樹林下にはえる。茎は細く,直立し,高さ10~25cm,黄褐色であるが乾くと黒色になる。5~7月,茎頂に数個の花をまばらに総状につける。花は淡黄色,長さ1cm未満で、半開する。萼片および側花弁は倒披針形で,同長。唇弁は蕊柱の下半部と合着し、先は3裂し,中裂片は波状歯があり,縁に乳頭状突起がまばらにはえ,側裂片は小さい。

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